訪問診療の同行をしていて
わたしたちがなんとな〜く気をつけてることがあります。
・大きな声で挨拶をする
「こんにちは〜」
「失礼します〜、お邪魔します〜」
「失礼しました〜お邪魔しました〜」
これは当たり前ですね。
その当たり前に+αして気をつけていること。
患者さんと顔を合わせる前に
(お部屋に入る前に)、
聞こえる声で
「ささえるクリニックです〜」
「先生が来ましたよ〜」
(時にはわかりやすい様に)
「先生が”診察に”来ましたよ〜」
と発してからドアを開けます。
なぜかというと・・・
お医者さんに診てもらうのに
・しっかりと起き上がって待っていたい人
・髪の毛をしっかりと整えたい人
・服装をしっかりしたい人
・心構えが必要な人
・
・
・
・着替え中かもしれない人
・お手洗い中かもしれない人
・
・
・
時には、先生が来るからと背広を着て待っている人もいます。
その方々が慌てずに準備(心構え)ができる様に
入り口に入る前に、お知らせとして声を発します。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=733x10000:format=jpg/path/s6b64768af9048c43/image/ice9a2677ec9c4997/version/1574059529/image.jpg)
上の写真は、有料老人ホームで撮った1枚です。
左は患者さん。右はささえる事務。
この日は、
各部屋をまわってインフルエンザのワクチン注射を打つ日でした。
50人近くの部屋をまわって
限られた時間の中で注射を打ちます。
やっぱりワクチンの注射って痛いんですよね。
みんな声を揃えて
「インフルエンザの注射ってなんで痛いんだろうね〜」と
怖がっている人もたくさんいます。
そんな時に私たちができることってなんだろう?
医師がスムーズにまわれる(注射をうてる)ように
腕まくりをして待っていてもらう?・・・・・
大切なのは、
日常のお話をしながら、
身体に触れながら、腕まくりをしてあげて
一緒に心の準備をしてあげることかなと。
痛いよ〜と目を強くつぶって食いしばっている人には
反対の手を握ってあげて
「痛かったら思いっきり私の手握っていいですからね〜!!!」
「私の手をちねってもいいですよ〜!!!!」
注射をしないほうの手をさすってあげて・・・
背中をさすってあげて・・・
電子カルテの代行入力。
早く入力することが目的ではなく
カルテをスムーズに入力することによって、
そこでできた余白の時間を、
患者さんとコミュニケーションの時間にすることが
目的かな〜と思っていたり・・・
日々できることを模索中です^^
K.
コメントをお書きください